丸山 淳治

長野県松本市の木材・断熱隊長!

丸山淳治さんとの出会いは、国土交通省が実施していた住宅性能を高め、資産価値を高める取り組みに携わっていた時のことだ。当時、彼は断熱リフォームや白アリ対策を得意とする長野県松本市の某社のグループ会社取締役として重責を担っていた。

そんな彼が、一念発起して立ち上げたのが、「モカウッドジャパン株式会社」である。

モカウッドジャパンでは、自社で木材製品の開発・製造、販売を行っている。詳しくはWEBサイトをご覧いただきたい。

人懐こい柔和な笑顔が印象的な彼が、あるとき突然真顔になってこんなことを言った。長い間、問題意識を持っていたのですが、と口火を切ったのである。

「日本の山林はうまく活かされていない。日本の木材をもっと使ってもらうためには、林業に携わる方々もきちんと儲かる仕組みをつくらなくては」

「日本の山林も空き家も、うまく活かされずに放置されている状況は同じです。ちゃんと循環利用していく必要がある」

タガヤスでともに取り組むべき課題もすでに見えていたのだ。

また、彼のコミュニケーション能力には目を見張るものがある。初見の相手でも、ごく自然に距離を詰めていく。

彼のフィールドである長野県松本市は、タガヤスの活動拠点の一つだ。彼は、松本市の行政や地域のハブとなり、タガヤスの活動を支えている。様々な地域の方々とお付き合いを深めていくタガヤスのフロントとしてなくてはならない存在である。