タガヤス始動

一般社団法人タガヤスは、代表理事小沢の呼びかけにより集まった仲間たちで構成された任意組織、タガヤス協議会からスタートしました。

タガヤス協議会は、空き家対策への取り組み、住生活の質の向上や地域価値の向上、移住・定住策への取り組みなど、それぞれのメンバーが地域で抱える課題や取り組みについて情報を共有し、議論する場として機能していました。

定期的に勉強会を重ねるうちに、メンバーたちが持つ多様なスキルや知識・経験を融合させれば、様々な地域課題に対して一気通貫型の取り組みができるのではないか、と気づいたのです。

それと同時に、このように目立たないながらも手弁当で地道に地域活動を続ける事業者こそ、これからの時代、正しい社会的評価を受けるべきだという強い思いが湧いてきました。

このような経緯から、きちんと組織化したうえで活動していこうと決意し、社団法人化に踏み切ったのです。

社団法人のメンバーは、タガヤス協議会の時のメンバーそのものです。

阿佐ヶ谷で「ともえ庵」というたい焼き屋を営みながら、リサーチ業務や商店街活性化の専門スキルを持つ辻井理事

兵庫県明石市で、建設会社の取締役を務めながら、ボランティア活動で地域の大学生とともに空き家再生に取り組む谷理事

やんちゃだったころの勢いそのままに、既存住宅流通市場の活性化に真剣に取り組み続ける高橋さん

強烈な存在感とキャラクターにより、伊那の顔となり、移住・定住に取り組み続ける鈴木さん

地元松本の地場木材の流通と、林業のあり方を追求し続けている丸山さん

今では知る人ぞ知る西東京市の駄菓子屋「ヤギサワベース」の店主であり、デザイナー。数年にわたって、代表理事小沢とともに被災地復興に取り組んできた中村さん

都市・建築・住宅系のコンテンツメーカーであり、メディアディレクターであり、ライターでもある介川さん

そして、代表を務める私、小沢。

この8名です。

それぞれのメンバーの詳しい紹介は、こちらからご覧いただければと思います。

私たちだけの力で大きなことができるわけではありません。私たちは、地域の皆さまに働きかけ、地域の力により物事を進めていくための鍬であり、肥料であり、水です。

社会課題や地域課題を鍬で丁寧に掘り起こし、種をまき、水をまき、地域をタガヤスことによって、まちづくりの美味しい実を皆で分かち合う

それを一気通貫で行う組織 それがタガヤスです。

一般社団法人タガヤス
代表理事 小沢理市郎