こんにちは
タガヤス代表の小沢理市郎です。
今回は、タイトルにもある空き家スゴロク、空き家カルタ及びアキヤジンのプレスリリースについてお知らせいたします。
タガヤスでは、昨年9月から空き家スゴロク、空き家カルタの開発に取り組んで参りました。
これから本格的な世帯数減少時代をむかえ、空き家がこれまで以上に発生します。
新しい命を吹き込まれて再生利活用が行われる空き家や、解体・除却が行われる空き家は、その中の一部であり、多くの空き家は空いた状態として存在し続けます。
しかし、これらの空き家は、きちんと管理さえされていれば、周辺環境に害を及ぼすことは防げるのです。
そのためには、所有者または地域コミュニティで、空き家に対する意識レベルを引き上げる必要があります。
しかし、空き家問題を学べる場も少なく、改めて座学で学ぼうとするのはハードルが高い。
そこで、家庭や地域コミュニティの中で、楽しく遊びながら空き家問題を学べるツールが必要だと強く思ったのです。
そこで、開発したのが「空き家スゴロク」と「空き家カルタ」です。
地域のイベントやワークショップなどでご活用いただけます。
タガヤスでは、これらのツールを用いた「空き家問題を自分事・地域事として学ぶワークショップ」の開催をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
次にアキヤジンです。
空き家問題は、国の大きな政策課題ではありますが、基本は地域の問題です。
空き家の多くは一旦市場から離脱した不動産ですので、事業者が取り扱うには勇気とノウハウが必要となります。そして、一般的な流通物件を扱うよりも手間がかかります。
しかし、地域のまちづくりのために、地道ながらも地域に密着した取組みを行っている団体や事業者、個人の方々がいらっしゃいます。
今の時代だからこそ、このような方々がきちんと社会的に評価され、そのような取組みの輪が広がっていくことが、空き家問題だけでなく、これからの地域社会には必要だと感じています。
そこでタガヤスでは、本拠地がある埼玉県を対象に、株式会社地域デザインラボさいたまと連携し、アキヤジンをスタートしました。
アキヤジンは、埼玉県下で地域密着型の空き家対策を行う団体や事業者、個人の方々の取組みを紹介する情報プラットフォームです。
また、アキヤジンで紹介された皆様のネットワーク化にも力を入れています。
このアキヤジンは、株式会社地域デザインラボさいたまのHPによりプレスリリースされましたので是非ご覧ください。
この取組みを通して、空き家問題への意識の輪や、取組みの輪が広がることを期待しています。
一般社団法人タガヤス
代表理事 小沢理市郎